女将雑念雑記帳
本音で生きる語る考える。ちょっと辛口、雑念たっぷり、気まぐれな独り言満載。
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DATE: 2006/01/05(木)   CATEGORY: 介護
人に性(さが)ありき。
今日はちょっと切なくなる話をね。

痴呆、ボケ、認知症、それに伴なう徘徊や記憶障害。
大体が年齢を重ねて、老人になると現われてくる。
勿論現われない人もいるよね。

ずっと頭を使う仕事をしてきた人が、引退した途端
急に始まっちゃったとか。
頭を使うことは元々嫌いな人とか。
嫌なこと、ショックな出来事から逃避した結果で
そうなっちゃったとか。
原因・要因はいろいろ。
症状もいろいろ。

でも逆に意識がはっきりしてるのに、身体の自由が
きかないっていうのも辛い。
鼻が痒くたって手が動かない。
トイレに行きたい感覚が無いからもらす、結局おむつの
世話にならざるを得ない。

排泄の問題って人間のギリギリのプライド、尊厳だよね。
いくら家族だって、それが血の繋がった子どもだって
世話してもらうとなったら・・やっぱり辛いよ。
焦れて、家族に当り散らすなんてこともよく聞く。

どっちがいいなんて無いし、そうならないことを祈るしか
ないんだけど。

これはね、聞いた話。
人間は欲望のかたまりとかいうじゃない?
食欲、物欲、金銭欲、性欲、独占欲・・
挙げていったらキリがないけど、普通の状態ならある程度は
我慢もするよね。
その我慢はある意味、自分の中に秘めている部分、表に
出したくないとしてる部分だったりする。

それが痴呆が進むと、こういう抑えていた、隠していた欲が
全部表に出ちゃうこともある。
実直真面目な人生を送っていたはずの人がどうして?とか。
あんな穏やかだった人が何で?とか。

食べる事が何より好きな人がいたとすれば、今食事が
済んだばかりなのにまだ食べていないとなったり。
性欲旺盛な人は、異性を追い掛け回したり、自分が全裸に
なっちゃったり。
これは極端な例かもしれないけど、実際にある。

先輩が今、仕事を辞めて義父(舅)の介護をしているんだ。
介護といってもおじいさんの身体はいたって元気。
でもちょっと目を離すといきなり居なくなる。
歩き回る徘徊も事故にあう恐れもあって大変だけど、この
おじいさんは自分でガンガン運転してどこかに行っちゃう。
ガソリンが無くなるまで運転して、どこに帰ったらいいのか
解らないなんてこともあったらしい。
若い頃は安全運転、長年の無事故無違反で表彰されたことも
あったって。

先輩は車にも運転にも全く興味が無かったけど、慌てて
免許を取った。
毎日時間を決めて、おじいさんの運転欲求に付き合ってる。
おじいさんにちょっとだけ運転してもらって、あとは自分が。
慣れない運転だから、おじいさんの叱咤激励が飛ぶ。
でもおじいさんの笑顔と、一緒にいることで信頼関係が築けたと
疲れ果てているだろうに・・けらけらと笑う。

介護って難しい。
でも願わくば、欲に飲み込まれたくはないな。
自分の欲望、何が一番強い?
考えておいたほうがいいかもね、あとあとのために。

じゃまた。
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DATE: 2005/11/14(月)   CATEGORY: 介護
介護から見えてくること。
介護問題って難しいよね。

贅沢は敵だ!とか言われた時代を過ごした年代。
食うや食わずどころか、命からがらで生き延びた悲惨な戦争体験を
持つ世代。

極端にいえばさ、日本の土台を築いてきた年代が介護される側に
廻りつつあるわけでしょ。
当然頑強な自信もあるだろうし、ある意味我儘でもあるだろうし。
そういう世代を相手にするのって大変だと思うよ。

悪口じゃないんだ、そこんとこ誤解の無いように言っとくけど。

苦労してる分、我慢してきた分、弾けると歯止めの利かない我儘に
なっちゃったりとかね。
自分で訳わかんないこと言ってるなって自覚していても、どうしても
止まらないとかさ。
そんな意地やプライドを持った人達を潰しちゃいけないと思うんだ。
だって自分たちより目上じゃん?

今のこのぬるま湯みたいな世の中で、自分のことばっかり考える
人間の多い中で、本当の介護なんてできるんだろうかと疑問。

ん?私?

老人介護の経験は無いんだ、でもかなり若いうちから病人介護は
してきてる。
初めての下の世話、13歳だったかな。
それからずっとだから病人介護にはちょっとばかり自信ありかな。

そこで理解したこと、問題は気持ち。
ただ世話をするだけだったら専門の人で済むわけよ。
大事なのは病人の心と気持ちをどうやって理解するかなの。

例えばプライドなんかが邪魔して口に出せない望みとかをいかに
読み取ることができるか?なんだよね。

病気とかすると心が弱くなるし、今まで健康という自信で隠して
きたというか、本人も自覚していなかったような性格が出てきたり
して、まわりはびっくりしちゃったりとかね。
でもそこで遠巻きにしちゃうと・・アウト。

介護される方もする方もどんどん誤解という壁を積み上げちゃって
両方とも孤独になっちゃうんだ、何で解ってくれないの?って。

だから簡単に介護とか言いたくないんだ。
勿論素晴らしい信念のもとに立派に介護のできる人もいるよ。
でもそれってほんの一握りの話だと思う。
だって自分を含めて身内の問題になったら想像以上に重いよ。

要は順番なんだよね。
いずれ自分も介護される側になる時がくる。
見せ掛けの優しさや言葉はいらないんだ。

偉そうなことを言っちゃったけどね、親を亡くして気が付いたこと、
後悔したことがいっぱいありすぎてね。
だからこそじっくり考えていこうと思ってるんだ、介護の奥の奥。

自分がされてイヤな事は人だってイヤなんだよ。
こんな簡単なことが実はとっても難しいんだ。
修行だ修行!

じゃまた。
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